• 京懐石

    旬の食材と盛り付けで季節を味わう京料理の最高峰。

    茶懐石を源流とするコース料理で、先付・椀物・向付などで構成される。出汁を重視し、派手な調味を避けて素材本来の味を引き出すのが特徴。器選びや配置にも美意識が宿り、料理を通じて四季を表現する。

  • 湯どうふ

    豆腐を昆布出汁で温め薬味で食す精進料理。

    南禅寺エリアが発祥とされ、禅寺の精進料理から発展。旨味を含んだ昆布出汁に京都特有の絹ごし豆腐を浮かべ、ねぎ・七味・柚子胡椒などを添えていただく。冬だけでなく夏場の涼やかな献立としても人気。

  • にしんそば

    甘辛く煮た身欠きにしんを乗せた温かい蕎麦。

    江戸期より保存食として親しまれた鰊を、砂糖と醤油でじっくり炊き上げ、出汁の効いた蕎麦に合わせる京都独自の食文化。祭の後や冬の夜に身体を温める一杯として市民に愛される。

  • おばんざい

    京の家庭料理を小鉢で多彩に楽しむスタイル。

    旬の京野菜や乾物を少量多品目で調理し、副菜を中心に食卓を彩る。だしの旨味とやさしい味付けが特徴で、健康志向の旅行者にも好評。近年は立ち飲みスタイルの店も増えている。

  • 京漬物

    千枚漬やすぐきなど伝統製法の上品な漬物。

    京都の寒冷な冬に合わせた漬込み技術から発展。大ぶりの聖護院かぶらを薄切りにし昆布で漬けた千枚漬、すぐき菜を乳酸発酵させたすぐき漬などが代表格。ご飯や酒の肴、土産として根強い人気がある。