• 和歌山ラーメン

    豚骨醤油ベースの濃厚スープに細ストレート麺が絡む県民ソウルフード。

    戦後間もなく屋台から始まった「中華そば」がルーツ。豚骨と鶏ガラを炊いた白濁スープに醤油タレを合わせ、早寿司(鯖の押し寿司)やゆで玉子を一緒に食べる独特のスタイルが特徴。市内には老舗や新興店が軒を連ね、深夜まで地元客と観光客で賑わう。

  • クエ鍋

    幻の高級魚クエを厚切りにし、昆布出汁で味わう冬の贅沢鍋。

    10kgを超えるクエは旨味の強い白身とゼラチン質の皮が特徴。湯引きや刺身でも美味だが、鍋でゆっくり煮ると身はふっくら、出汁は濃厚コラーゲンスープに。締めの雑炊まで楽しめるため、白浜・串本の旅館冬季プランの定番となっている。

  • めはり寿司

    高菜の大きな葉で包んだ大きな一口寿司。

    元々は熊野の林業や農作業の弁当として生まれた保存食。醤油漬け高菜の風味と酢飯のバランスが絶妙で、一口で目を見張るほど大きいことから“目張り寿司”と呼ばれる。現地では温かいお茶と共に簡単ランチとして親しまれる。

  • 柿の葉寿司

    柿の葉で包んだ鯖や鮭の押し寿司。

    山深い熊野で海の魚を保存するために生まれた伝統食。柿の葉に含まれるポリフェノールが抗菌効果を高め、爽やかな香りを添える。祭りや法事などハレの日の定番で、土産にも喜ばれる。

  • 鯨料理

    太地町を中心に受け継がれる捕鯨文化が生んだ多彩な鯨料理。

    竜田揚げやおばけ(尾羽毛・さらし鯨)、ハリハリ鍋など部位ごとに違う食感が楽しめる。古式捕鯨の歴史を伝えるくじらの博物館と合わせて味わえば、食文化の背景も学べる。

  • しらす丼

    釜揚げしらすを山盛りにした海鮮丼。

    漁獲後すぐに茹で上げることでふわふわ食感と甘味を閉じ込める。温玉や梅干し、刻み海苔をトッピングし、醤油を回しかけて頬張るのが地元流。有田・御坊周辺の港町で朝食としても人気。