• 黒豚とんかつ

    甘みのある脂と柔らかな肉質が特徴の黒豚を厚切りで揚げたご当地とんかつ。

    さつま黒豚は南九州特有のサツマイモ飼料で育ち、脂に旨味と甘さが凝縮される。衣は粗めの生パン粉を使い低温でじっくり揚げるため、肉汁が閉じ込められジューシー。自家製味噌ダレや黒酢ソースで食べるのが鹿児島流で、県内の老舗とんかつ店では行列が絶えない。

  • 鶏飯(けいはん)

    奄美群島発祥の鶏だし茶漬け風郷土料理。

    軟らかく裂いた鶏肉、錦糸卵、椎茸、パパイア漬けなどの具材を温かいご飯にのせ、鶏がらスープをたっぷりかけて食べる。戦後、奄美大島で広まり鹿児島本土にも伝わった。軽やかなだしの香りと素材の甘みがさっぱりとした後味で、締めの一杯としても人気。

  • 白くまかき氷

    甘い練乳氷にフルーツと小豆を盛ったレトロスイーツ。

    昭和20年代に天文館の喫茶店で生まれた氷菓。山盛りのミルク氷に練乳シロップをたっぷりかけ、みかん・パイン・チェリーなどカラフルなフルーツを顔のようにトッピングした姿が白熊に似ていることが名の由来。今ではコンビニアイスとして全国販売される鹿児島名物。

  • さつま揚げ(つけあげ)

    魚のすり身を揚げた甘めの練り物スナック。

    近海で獲れたエソやイトヨリを砂糖、黒糖、地酒で練り上げ油で揚げる。軽い甘みとふわっとした食感が特徴で、家庭では生姜醤油でシンプルに、居酒屋では軽く炙って食べるのが定番。お土産用は日持ちする真空パックが充実。

  • きびなご寿司

    銀色に輝く小魚を花弁状に並べた握り寿司。

    鹿児島湾や東シナ海で水揚げされるキビナゴを酢で締め、白いシャリに放射状に重ねる芸術的な握り。口に含むとほのかな甘みと青魚特有の旨味が広がり、酢味噌を少し付けると風味が引き立つ。新鮮さが命のため漁期に合わせて提供する店が多い。