• 伊勢うどん

    極太でもちもちの麺に真っ黒なたれを絡めて食べる伊勢のソウルフード。

    伊勢神宮への参拝客に素早く提供するために生まれたとされ、30〜40分茹でた柔らかい麺が特徴。醤油とたまりをベースにしたコク深いたれが麺によく絡み、薬味のネギだけでシンプルに味わうのが定番。胃に優しく冷えた体を温めてくれることから、朝食としても人気。近年は卵や天ぷらトッピング、冷やし伊勢うどんなどアレンジも登場している。

  • てこね寿司

    漬けにしたカツオやマグロを甘辛いタレご飯に混ぜ込む志摩の漁師飯。

    漁に出た船上で手早く作れたことが語源。醤油・みりん・酒で作るタレに新鮮な赤身魚を漬け込み、酢飯ではなく温かい白飯と豪快に混ぜ合わせる。仕上げに刻み海苔と生姜をのせれば香り高く、食欲をそそる一品。家庭ごとにタレ配合や具材が異なり、行事食としても親しまれている。

  • 松阪牛すき焼き

    霜降りがとろける甘みを持つ松阪牛を割り下で味わう贅沢すき焼き。

    3年以上丹念に肥育された雌牛のみが名乗れる松阪牛。きめ細かなサシから溶け出す旨味と香りが特徴で、砂糖と醤油の割り下が肉の甘さを一層引き立てる。地元では鉄鍋で“焼きすき”にして卵に絡めて食べるスタイルが主流。脂の融点が低いため口溶けが軽く、上質な後味が楽しめる。

  • あのりふぐ鍋

    伊勢湾の荒波で育った天然トラフグを味わう鳥羽・安楽島の冬限定鍋。

    伊勢湾口・安乗漁港に水揚げされる天然トラフグは、身が締まり上品な甘さが特徴。地元では昆布だしでサッと火を通し、ポン酢で食べるスタイルが定番。白子焼きやひれ酒など多彩なコースで提供され、11〜3月の短い漁期には全国から美食家が訪れる。

  • 浦村かき食べ放題

    的矢湾の穏やかな海で育つ濃厚なブランド牡蠣を炭火で豪快に。

    冬季限定で開かれる“かき小屋”では、漁師が水揚げしたばかりの牡蠣を浜値で提供。殻が開く音をBGMにレモンだけで味わう焼き牡蠣はクリーミーでジューシー。蒸し牡蠣、土手鍋、牡蠣ご飯など食べ放題セットも人気で、週末は予約必須。