• とり天

    鶏肉を天ぷら衣でカラッと揚げ、カボスポン酢でいただく大分の定番家庭料理。

    1930年代に別府の洋食店で考案されたと伝わる鶏の天ぷら。唐揚げよりもライトな衣で、揚げたてにカボスを搾ったポン酢や辛子を添えて食べるのが地元流。県内の食堂や居酒屋では必ずと言ってよいほどメニューに載り、給食や家庭料理としても親しまれる。もも肉や胸肉を使い、下味にしょうゆ・ニンニク・生姜を効かせる店も多い。揚げ油にゴマ油を合わせることで香ばしさを出すのがポイント。ビールとも相性抜群で、おつまみ・おかずとして幅広い世代に愛されている。

  • だんご汁

    小麦だんごを味噌仕立ての汁に入れた郷土の家庭料理。

    手延ばしした平たい小麦団子をゴボウ・ニンジン・里芋・椎茸などと煮込み、麦味噌で仕上げる素朴な汁物。寒い季節に体を温める冬の定番だが、現在は通年で提供する店も多い。地域や家庭により団子の厚みや具材が異なる。スープにカボスを垂らすと爽やかな酸味が加わり、より大分らしい味わいに。

  • りゅうきゅう丼

    新鮮な青魚をゴマダレで漬け込みご飯にのせた漁師飯。

    刺身に醤油・ゴマ・酒・みりんを合わせた特製ダレを絡めて漬け、一晩寝かせることで旨味を凝縮。漁師が船上で余った魚を保存する知恵から生まれた。アジやサバ、ブリなどその日の獲れたて魚を使う。丼としてそのまま、あるいは熱い出汁をかけて茶漬け風にする「りゅうきゅう茶漬け」も人気。

  • やせうま

    平打ちうどん状の団子にきな粉と砂糖をまぶした素朴なおやつ。

    元は農作業の合間に作られた簡易食で、もちもちの小麦生地を熱湯で茹で上げ、黄粉と砂糖をたっぷり絡めて食べる。名前の由来には“痩せ馬でもうまい”など諸説ある。給食メニューとしても登場し、大分県民のソウルスイーツとして親しまれている。

  • 豊後牛ステーキ

    きめ細かな霜降りと甘い脂が特徴の県産黒毛和牛を贅沢に味わう。

    県内指定農場で長期肥育された黒毛和種のみが名乗れるブランド牛。オレイン酸を多く含む柔らかな肉質と上質な脂が評価され、和牛オリンピックでの受賞歴もある。ステーキのほかすき焼き、しゃぶしゃぶでも人気。カボス果汁を絞るとさっぱりとした後味になる。

  • 中津からあげ

    醤油・ニンニクダレに漬け込んだ骨なし唐揚げ。揚げたてジューシー。

    からあげ専門店がひしめく中津市発祥のご当地唐揚げ。濃いめの下味を長時間染み込ませ、二度揚げで外はカリッと中は肉汁あふれる食感に仕上げる。テイクアウト文化が根づき、週末は県外ナンバーが行列を作るほど。全国からあげグランプリでの金賞常連店も多い。